- 2024年4月9日
noindexタグとは
「noindex」タグとは、GoogleやBingなどの検索エンジンが情報収集をする際にウェブサイトを自動巡回する検索ロボットに対して、ウェブサイトやページ単位でインデックス(検索エンジンが巡回した情報を検索サイトに反映するデータベースに保存する行為)をしないように認識させるためのメタタグ(検索エンジンやブラウザに伝達する情報)です。
ただしあくまでもお願いみたいなもので、絶対にクロール(検索エンジンの巡回)をさせないという強制力はなく、設定しても検索結果に表示されてしまう場合もあることは理解しておきましょう。
noindexを設定する理由
なぜnoindexタグを設定する主な理由は以下の点です。
- 作成したページを検索サイトの検索結果に表示させたくない
- 重複しているコンテンツ
- 類似しているコンテンツ
- 404ページ等のエラーページ
- 低品質と称されるSEOに低評価を与えてしまうコンテンツ
noindexの注意点
noindexタグを利用するにあたっての注意点についてご紹介します。
noindexタグは検索エンジンの情報データベースに記録させないようにクローラーへ指示・制御するものです。
誤解されがちなのがクロールはされるということです。
クロールを拒否したい場合は「robots.txt」という、ウェブサイトのルートディレクトリにあるファイルにクロールさせないように指示することで対応することができます。
検索エンジンの巡回ロボットはnoindexタグを設定したページにも訪問はします。訪問はするけれどインデックスはさせないので、結果とし検索サイトの検索結果に表示されないということになります。
インデックスされないということは、SEO対策として重要な指標となるサイト評価にも貢献できないページとなります。
低品質コンテンツとなるようなページであれば、サイト評価に対してnoindexを設定したページのペナルティを受けずらくなるので効果はあります。
そうでなければできるだけnoindexをせずインデックスしてもらう方がSEO的には効果的です。
noindexタグの設定
noindexを設定する方法としては、htmlのhead部分にメタタグを記述します。
<head>
<meta name=”robots” content=”noindex” >
</head>
WordPressで設定する主な方法として、ワードプレステーマに備えた設定項目にチェックを入れる方法があります。
テーマによってあるなしがありますが、当サイトで利用している「Gold Blog」では投稿ページごとにSEOメタロボット用設定が備わっていますので、「[noindex] 検索エンジンにページをインデックスさせない」にチェックを入れるだけです。
WordPressで設定する主な方法として、ワードプレステーマに備えた設定項目にチェックを入れる方法があります。
テーマによってあるなしがありますが、当サイトで利用している「Gold Blog」では投稿ページごとにSEOメタロボット用設定が備わっていますので、「[noindex] 検索エンジンにページをインデックスさせない」にチェックを入れるだけです。Gold Blogには画像をインデックスさせない、キャシュリンクを表示させない等の巡回ロボットに対して細かい設定ができ、Google検索エンジン対策用にも設定項目があり、SEO対策を徹底させたい場合には有力なワードプレステーマになっています。
ワードプレステーマに設定項目がない場合は、プラグインを利用する方法があります。
SEO対策をうたっているプラグインに備わっている機能を使います。
代表的なプラグインとして「All in one SEO pack」を事例に紹介します。
ワードプレスの管理メニューから「新規プラグインを追加」を選択して「All in one SEO pack」で検索をかけると検索結果に該当プラグインが表示されますのでインストールを行います。
検索結果に表示されない場合は以下のサイトからプラグインをダウンロードしてインストールしてください。
インストールが完了したらプラグインを有効化してください。
プラグインを有効化すると投稿ページの下の方に「AIOSEO設定」項目が追加されています。
タブメニューの「高度な設定」をクリックします。
ロボット設定の「デフォルト設定を使用」をオフにすると、Robotsメタの詳細設定項目が表示されます。
その中から「インデックスなし」にチェックを入れてページを更新すれば完了です。
「noindex」が設定されます。
noindexのまとめ
noindexタグについてご説明してきました。
SEO対策でnoindexを使うのは低品質コンテンツ対策としては有効な手段です。
一方で検索流入機会を奪ってしまう可能性もあります。
noindexタグを設定する前にもう一度そのページに設定する必要があるか考えてみましょう。
例えば記事の文字数が数百文字しかない短文だからというのであれば、文字数だけを理由にnoindexを設定するべきではありません。様々なSEOコンサルのような記事で2000~3000文字以上はないと低評価を受けるような言い回しを見受けられますが、Googleは訪問者にとって有益な情報であれば文字数は関係ないとも言われています。オリジナル性があり読む価値があるページであれば評価されます。
そのようなこともあるので、よく考えてnoindexをうまく使い分けてSEO対策につなげていきましょう。
この記事を書いた人
40代サラリーマン。給料が上がらない中小企業に勤務。物価高を生き抜くためにブロガーとしてアフィリエイトでの副業収入を確保するために日々ブログ執筆に勤しむ。